- リア充って今も通じる?
- リア充って使っても恥ずかしくない?
- 今時のリア充の言い方は何がある?
リア充という言葉を使おうとした時、「もしかして死語かも?」と思って躊躇してしまうことありませんか?
この記事では、リア充が死語になっているのかを解説します。最後まで読むと、今時のリア充の言い方も紹介しています。
死語とは、以前は使われていたが今は使われていない言葉です。
リア充は明確に死語とは言えないと考えていますが、使われる意味が変わってきています。
リア充は死語ではないと考える3つの理由
リア充は死語ではないと考えていますが、その理由を3つ紹介します。
- 「リア充」が全く使われなくなることはない
- 死語ではないが意味が変わってきている
- リア充に関連する言葉も使われている
「リア充」が全く使われなくなることはない
「リア充」が死語ではないと考える1つの理由は、「リア充」という言葉自体が全く使われなくなることがないと考えられるからです。
「リア充」という言葉がネットから生まれたとは言え、すでに広く社会に認知されている言葉になっています。
若い世代でも使われることが多く、利用される場面としても若者中心に利用されていますよね。
世代を超えても若者が使っているので、言葉が死語になるとは考えにくいと考えられます。
死語ではないが意味が変わってきている
元の意味とは変わってきているものの、SNSなどで今でも常に使われているため死語とは言えないと考えられます。
「リア充」は、元々「リアル(現実世界)が充実している」の略です。
ただし最近は、恋愛に関する言葉として「恋人がいること」を「リア充」と指すことが多くなっています。
意味が変わったとしても「リア充」という言葉が使われ続ける限り、死語とは言えませんよね。
リア充に関連する言葉も使われ続けている
リア充の関連語もよく使われているため、大元の「リア充」が死語になり得ません。
リア充が死語となるときには、リア充に関する言葉も使われなくなるはずです。
次のような関連語も、全く使われなくなることは可能性として非常に小さいのではないでしょうか。
非リア充、オタク、ソロ充など
リア充と対比して使われる言葉も多く、利用するためには「リア充」という言葉も必要のため「リア充」だけが死語になり得ません。
リア充の新しい呼び方は?2つの言い換え候補
リア充は死語ではありませんが、次のような別の言い方も新しく生まれてきています。
- 陽キャ(ようきゃ)
- パリピ(パーリーピープル)
陽キャ(ようきゃ)
リア充の言い換えの言葉として最有力候補は、「陽キャ」です。
読み方は「ようきゃ」で、明るいキャラクターであることを意味します。
例えば、学校のクラスの中心人物となる人、休日は友達とバーベキューなどする人たちを指すことが多いです。
「明るいキャラクター=リアルが充実している」ため、リア充の類語として使われることもあります。
陽キャの対義語では、「陰キャ(いんきゃ)」で暗いキャラクターを指しています。
パリピ(パーリーピープル)
陽キャに次いで「リア充」の言い換え候補は、「パリピ」です。
パーリーピープルを略した言葉で、派手に騒ぐの好きな人達を意味して使われます。
例えば、ハロウィンに渋谷で騒いだり、クラブでノリノリに遊ぶ人たちを指します。
周りの目を気にすることなく精一杯楽しんでいる様子から、リア充と同義として使われる言葉です。
「リア充」は死語ランキング8位
gooランキングの死語ランキングでは、リア充が上位にランクインしています。
上位にある理由を考察します。
リア充が死語ランキングで上位の理由考察
gooランキングの死語ランキングでは、リア充が8位の結果になっています。
「リア充」を死語として考える人も一定数いることが見られますね。
ただし、死語を決定する調査ではないためあくまでエンタメの1つでしかないことに注意が必要です。
死語は自然と言葉が使われず廃れていくものなので、誰かが決定するものではありません。
リア充は死語ではないと考えますが、死語ランキングの結果から「以前よりは使われる頻度が少なくなった」とは言えそうです。
死語ランキング上位5位
gooランキングでの死語ランキング上位5位は次の5つです。
- 写メ
- やばい
- それな
- ビデオ
- 半ドン
写メや半ドンなどは使われることが少なくなりましたが、やばい・それな・ビデオは今も使われているんではないでしょうか。
個人の感覚とは異なる結果となっていることからも、リア充が死語であるとは明確に言うことは難しそうです。
その他の死語の例
その他の死語の例としても、次のようにあります。
- 着メロ
- アベック
- チョベリバ
- チャンネルを回す
確かにもう今は一切見聞きしない言葉もあります。
ただし死語になったというよりは、技術の進化や表現方法が変わったことで使われることが少なくなった言葉も見られます。
リア充はもう古い言葉
死語とまでは言わなくても、「リア充」はすでに古い言葉になっていることは間違いありません。
古い言葉として認識されている
リア充という言葉自体は、古い言葉として認識されつつあります。
言葉の起源は、2005年頃にネット掲示板の2ちゃんねるから生まれました。
すでに20年近く世の中で使われている言葉であるので、新しい言葉では言えませんよね。
古いから良い、悪いではありませんが事実としてリア充という言葉は世の中に浸透しきっている古い言葉となります。
googleトレンドでの傾向
googleトレンドでの「リア充」の人気度の動向は、確かにピーク時より下がっています。
しかし下がり続けて0になっているわけではなく、ある程度の数で下げ止まりしていることが見られます。
人気がなくなったのではなく、世の中に浸透しきって一般用語となっていることが推察できます。
おそらく今後も死語になるのではなく、基本的な日常用語として利用されていくのではないでしょうか。
リア充が使われなくなってきている理由を考察
リア充は現実世界が充実しているかどうかを表す言葉で、周りから見た状況を示すものです。
最近の特に若者は、周りからの目を気にしなくなっている傾向があります。
あくまで充実しているかどうかは自分次第という意識が強く、リア充かどうかの判断基準が曖昧になっているため使われなくなってきていると考えられます。
ご存知のように、リアルとネット世界の垣根はなくなってきています。
リアルでの充実さより、ネット上での充実が憧れの対象となっている状況も出てきています。
例えば、インフルエンサーやVtuberなど顔出ししないで活動する人たちも多くなっていますよね。
リア充の代わりの言葉である「陽キャ」はあくまでキャラクター性であり、状況ではないのでニュアンスは異なると考えられます。
リア充が死語でない理由と言い換えまとめ
リア充は使われる頻度は少なくなっているものの、死語とは言えないと考えられます。
その理由は次の3つがあります。
- 「リア充」が全く使われなくなることはない
- 死語ではないが意味が変わってきている
- リア充に関連する言葉も使われている
リア充は、すでに世の中に広く使われているため、一般用語として浸透していると言えます。
しかし、利用される意味は元の意味から変わってきています。
最近では、恋愛に関する言葉として「恋人がいること」を「リア充」と指すことが多くなっています。
意味を変えながらも、「リア充」という言葉自体はこれからも利用され続けるものだと考えられますよね。
「リア」充を言い換える場合は、次のような言葉が使われます。
- 陽キャ(ようきゃ)
- パリピ(パーリーピープル)
リア充を別の言い方にしたい場合は、この2つを使ってみてください。
リア充の定義や使い方など、基本情報は次の記事にまとめてあります。
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